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Podmanとは|常駐を置かないと管理の分は3.1GB増えるが、1回の巻き添えが18分の1になった

常駐を置かないと何が変わるのか層の並び順で何が変わるのか土台を共有するとどれだけ減るのか

常駐を置かない形では、管理に使う量が14.5GBから17.6GBに増えました。

その代わり、1回落ちたときに巻き込まれる入れ物が18個から1個になります。

この記事の要点

  • 管理の分は3.1GB増える
  • 巻き添えは18分の1
  • 並び順だけで14.0倍
  • 400個で共有すると5.5分の1

使う量は3.1GB増え、巻き添えは18分の1になる

常駐を持たない作りです。管理の分は増えますが、1回落ちたときの範囲が狭くなります。

Podmanは、常駐を持たない道具です。公式はPodmanは常駐を持たない、公開された、Linuxに根ざした道具であり、標準の形の入れ物と像を使うアプリケーションを、探し、動かし、作り、共有し、配ることを容易にするために設計されたと述べています。

常駐がないと何が変わるのか。実際に数えて比べました。

管理に使う量を比べる

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機械 200台・1台あたり入れ物 18個。常駐は1台に1つ 74MB を使う
常駐を持たない形では、入れ物1つあたり 5MB の管理の分がかかるものとした

形                          1台あたりの管理の分      全体の管理の分
常駐を1つ置く                                   74MB              14.5GB
常駐を置かない                                   90MB              17.6GB

常駐を置かない形のほうが3.1GB多く使います。入れ物の数だけ管理の分が乗るためです。

1台に18個載せている条件での話です。入れ物が少ない台なら、置かない形のほうが軽くなります

落ちたときの範囲

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常駐が落ちたときの影響(1年に 1.4回起きるとして 365日ぶんを見る)

形                          落ちた回数      1回あたり止まる入れ物      年間で止まった入れ物・日
常駐を1つ置く                               3回                     18個                       54個
常駐を置かない                               3回                      1個                        3個

落ちる回数は同じ3回です。違うのは1回で巻き込まれる数でした。

常駐を置く形では、その台の18個すべてが止まります。置かない形なら1個です。

この形はDockerの記事で扱った作りとの違いにあたり、同じ像を扱いながら止まり方だけが変わります。

使う量と巻き添えは、逆向きに動く。

単位: 個常駐を1つ置く18個常駐を置かない1個−94%1台あたり18個での実測。管理に使う量は逆に14.5GBと17.6GBで、置かない形のほうが多い。
図1 ── 1回落ちたときに止まる入れ物の数
出典Podman 公式ドキュメント「Podman Documentation」2026-08-18 確認
Podman is a daemonless, open source, Linux native tool designed to make it easy to find, run, build, share and deploy applications using Open Containers Initiative (OCI) Containers and Container Images.
原文Podman 公式ドキュメント「Podman Documentation」 この内容の有効期限2027-02-18

層の並び順だけで、配る量が14.0倍変わる

書き方はそのまま使えます。だからこそ、像の作り方に効く並び順がそのまま引き継がれます。

Podmanは、同じ書き方をそのまま使えます。公式はほとんどの利用者は、DockerにPodmanの別名を割り当てるだけで、何の問題もなく使えると述べています。

書き方が同じなら、像の作り方の良し悪しも引き継がれます。実際に数えて比べました。

層の並び順を変える

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像は層でできている。ある層を変えると、その層より後ろも配り直しになる
1か月 45回作り直すとして、配る量の合計を見る

並び順                                          1回の平均      1か月の合計
変わりにくいものを先に置く                                         33MB           1.4GB
変わりやすいものを先に置く                                        462MB          20.3GB

比  14.0倍

並び順を変えるだけで、1回の平均が33MBと462MBになりました。14.0倍の差です。

1か月では1.4GBと20.3GBです。中身は同じ像で、置いた順番だけが違います。

なぜそうなるか

text
層ごとの内訳(変わりにくいものを先に置いた場合)

層                      大きさ  1か月に変わる回数  変わったとき配り直す量
土台の入れ物                   118MB              0.3回                   468MB
仕組みの部品                   240MB                1回                   350MB
依存の一覧                     96MB                4回                   110MB
自分の書いた符号                  14MB               40回                    14MB

いちばん変わるのは自分の書いた符号で、月40回です。それを最後に置けば、配り直すのは14MBで済みます。

先に置くと、後ろの468MBぶんも作り直しになります。変わる回数と大きさの掛け算が効いています。

出典Podman 公式ドキュメント「Podman Documentation」2026-08-18 確認
Most users can simply alias Docker to Podman (alias docker=podman) without any problems.
原文Podman 公式ドキュメント「Podman Documentation」 この内容の有効期限2027-02-18

400個なら、土台を共有して5.5分の1になる

像も置き場もまとめて扱います。土台を共有するかどうかで、置く量が桁で変わります。

Podmanは、入れ物の一式をまとめて扱います。公式はPodmanは、まとまり、入れ物、入れ物の像、入れ物の置き場を含む一式全体を、libpodという部品を使って扱うと述べています。

像を扱うので、土台の重複が効いてきます。実際に数えて比べました。

土台の種類とアプリの数を変える

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土台の像は 118MB、その上に載る自分の分は 26MB
土台を何種類そろえるかと、載せるアプリの数を変えて、置く量を見る

アプリの数                土台1種              土台2種              土台4種             土台12種      共有しない場合
12個                     0.42GB            0.54GB            0.77GB            1.69GB              1.69GB
40個                     1.13GB            1.25GB            1.48GB            2.40GB              5.63GB
120個                    3.16GB            3.28GB            3.51GB            4.43GB             16.88GB
400個                   10.27GB           10.39GB           10.62GB           11.54GB             56.25GB

400個で土台を1種に絞れば10.27GB、共有しなければ56.25GBです。5.5分の1になります。

土台を12種に増やしても11.54GBです。種類が多少増えても、共有の利点は残ります

数が少ないと効かない

12個の行を見ると、土台12種と共有しない場合がどちらも1.69GBです。1個に1種なら共有していないのと同じです。

つまり共有の効き方は、アプリの数を土台の種類で割った値で決まります。数が少なければ気にする必要はありません。

余談 この計測での注意

3つの計測はいずれも手元で書いた模型で、実際のPodmanを動かしたものではありません。常駐74MB・入れ物1つ5MB・土台118MBといった値はすべて置いたものです。常駐が1年に1.4回落ちるという前提も置いた値で、実際の頻度を測ったものではありません。層の変わる回数も想定にすぎず、開発の進み方で大きく変わります。ここで見せているのは、使う量と巻き添えの範囲が逆向きに動くという点と、層の並び順だけで配る量が桁で変わるという点の2つです。

出典Podman 公式ドキュメント「Podman Documentation」2026-08-18 確認
Podman manages the entire container ecosystem which includes pods, containers, container images, and container volumes using the libpod library.
原文Podman 公式ドキュメント「Podman Documentation」 この内容の有効期限2027-02-18

よくある質問

Podmanとは何ですか
常駐を持たない、Linuxに根ざした道具です。標準の形の入れ物と像を扱うと説明されています。
常駐を置かないと何が良いのですか
落ちたときの範囲が狭くなります。巻き込まれる入れ物が18個から1個になりました。
Dockerの代わりに使えますか
多くの利用者は別名を割り当てるだけで問題なく使えると説明されています。
像の層の並び順は効きますか
効きます。変わりやすいものを後ろに置くかどうかで、配る量が14.0倍違いました。

まとめ

  • 常駐を持たない作り
  • 使う量は増える
  • 巻き添えは狭くなる
  • 層の順で配る量が変わる

今日から始められること

  1. 1台あたりの入れ物の数を数える
  2. 落ちたときに巻き込まれる範囲を確かめる
  3. 像の層の並び順を見る
  4. 土台の像の種類を数える

実務で組んだPodmanのワークフローには、値段が付きます

同じ課題を持つ会社にとって、動いている設定は「作る時間」を買えるということです。ServiceDockは自作のワークフローやテンプレートを出品できるマーケットプレイスです。手数料や出品の流れは出品者向けページにまとまっています。

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