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ECS / Fargateとは|台を自分で持たなければ詰め方の悩みは消えるが、置き換えの分け方は残る

台をどう用意するのか台を持たないと何が消えるのか何が残るのか

台を自分で持つ場合、同じ20台に載る仕事は詰め方だけで60件から258件まで変わりました。

台を持たなければ、この悩みは消えます。ただし置き換えの分け方は残り、一斉なら失敗が2880件でした。

この記事の要点

  • 詰め方で60〜258件
  • 一斉置き換えで2880件
  • 1台ずつなら288件
  • 0.2件/秒なら立ち上げ0.0%

台を持つか持たないかを選べる

同じ入れ物を、自分の台で動かすことも、台を持たずに動かすこともできます。

ECS / Fargateでは、入れ物を動かす土台を選べます。公式はFargateは、常駐する台を持たず、使った分だけ支払う計算の仕組みであると述べています。

何が要らなくなるかも明記されています。Fargateでは、台を管理したり、容量の計画を立てたり、安全のために入れ物の作業を隔離したりする必要がないという記述です。

3つの層に分かれている

公式は構成を3つの層で説明しています。入れ物が動く土台、動かす応用を配って管理する役、それらに触るための道具です。

選ぶのは1番目だけです。2番目と3番目は、どちらを選んでも同じになります。

選択によって変わるもの

  1. 台数の管理。持たない形では要らない
  2. 詰め方。持たない形では考えなくてよい
  3. 置き換えの分け方。どちらでも残る
  4. 立ち上げの待ち。どちらでも起きる

3番目と4番目が残ります。台の持ち方を変えても消えない部分です。次の節から順に数えます。

出典AWS ドキュメント「What is Amazon Elastic Container Service?」2026-08-18 確認
Fargate is a serverless, pay-as-you-go compute engine.
原文AWS ドキュメント「What is Amazon Elastic Container Service?」 この内容の有効期限2027-02-18

台を持つと、詰め方だけで載る仕事が4.3倍変わる

容量の計画が要らないという利点は、この差がなくなることを意味します。

ECS / Fargateで台を持たない形を選ぶと、容量の計画が要りません。公式も台を管理したり、容量の計画を立てたりする必要がないと述べています。

「容量の計画」が実際に何を含むのかを、台を持つ場合で数えました

詰め方を変える

text
1台の容量 80・20台。仕事 600件の要求の合計は 8474
全部を隙間なく詰められたとしても 106台ぶんになる

詰め方              載った仕事  載らなかった  使えた容量  空いたまま
来た順に詰める                   127件          473件       99.2%          13
大きい順に詰める                   60件          540件       99.9%           1
小さい順に詰める                  258件          342件       97.3%          44

同じ20台で、載る仕事が60件から258件まで変わります。4.3倍です。

「使えた容量」の列は逆を向きます。大きい順が99.9%で最も高い値です。

持たない形では消える悩み

台を持たない形では、この表そのものが要りません。仕事ごとに必要な分だけ用意されるためです。

代わりに、1件あたりの単価が高くなります。空きが出ない分を、単価として払う形です。

だから判断は、空いたままの容量がどれだけあるかで決まります。この計測の小さい順なら44、大きい順なら1でした。

同じ表を、割り当ての側から読んだのがAKSの記事です。台を持つ場合の判断材料になります。

台を持たない形では、この差そのものが消える。

単位: 件小さい順に詰める258件来た順に詰める127件大きい順に詰める60件容量80の台20台に600件を詰めた実測。台を持たない形では、仕事ごとに必要な分だけ用意される。
図1 ── 台を持つ場合の、詰め方と載った仕事
出典AWS ドキュメント「What is Amazon Elastic Container Service?」2026-08-18 確認
With Fargate you don't need to manage servers, handle capacity planning, or isolate container workloads for security.
原文AWS ドキュメント「What is Amazon Elastic Container Service?」 この内容の有効期限2027-02-18

台を持たなくても、置き換えの分け方は残る

配る役は同じです。一度に何台を入れ替えるかは、どちらの形でも自分で決めます。

ECS / Fargateは、入れ物を配って管理する仕組みです。公式はAmazon ECSは、入れ物に収めた応用を簡単に配り、管理し、規模を広げられるようにする、完全に管理された入れ物の統率のサービスであると定めています。

「配る」部分は、台の持ち方によりません。一度に何台を入れ替えるかは、どちらでも決めることになります。

組の数を変える

text
台数 20台・1秒あたり 400件の要求。1台の入れ替えに 30秒
新しい版に当たった要求の 8%が失敗する。気づいて止めるまで 90秒かかる

やり方              組の数  全部終わるまで  失敗した要求  最初の1組で失敗した要求
一斉に入れ替える                  1組             30秒        2,880件                      960件
4台ずつ入れ替える                 5組            150秒        1,152件                      192件
1台ずつ入れ替える                20組            600秒          288件                       48件

一斉なら2880件、1台ずつなら288件です。10分の1になります。

その代わり、全部終わるまでが30秒から600秒へ延びます。

立ち上げの待ちも残る

もう1つ残るのが、立ち上げの待ちです。呼ばれる頻度で当たる割合が決まります

text
6時間ぶん。300秒来なければ片付けられ、次は立ち上げからになる

立ち上げ        0.001件/秒      0.005件/秒       0.02件/秒        0.2件/秒   (待たされた要求の割合)
50ms               71.4%         26.5%          0.7%          0.0%
300ms              71.4%         26.5%          0.7%          0.0%
1500ms             71.4%         26.5%          0.7%          0.0%
5000ms             71.4%         26.5%          0.7%          0.0%

0.2件/秒なら0.0%です。0.005件/秒では26.5%になります。

行がすべて同じ値なのが要点です。立ち上げの長さは、当たる割合を変えません。決めているのは頻度だけです。

最小の数を1以上に保てば、この表の左側に落ちなくなります。その代わり、使っていない時間も費用が立ちます

余談 この計測での注意

仕事ごとの要求の大きさ、失敗する割合、気づくまでの時間はいずれも置いた値です。実際の構成では、要求の大きさに偏りがあり、置き換えの失敗も版の中身によります。立ち上げの計測も、要求の来る時刻を一定の割合で引いたもので、実際には時間帯の波があります。ここで見せているのは、台の持ち方を変えても置き換えと立ち上げの判断は残るという関係です。

出典AWS ドキュメント「What is Amazon Elastic Container Service?」2026-08-18 確認
Amazon Elastic Container Service (Amazon ECS) is a fully managed container orchestration service that helps you easily deploy, manage, and scale containerized applications.
原文AWS ドキュメント「What is Amazon Elastic Container Service?」 この内容の有効期限2027-02-18

よくある質問

台はどう用意しますか
選べます。自分で台数を管理する形と、常駐しない使った分だけの形があります。
台を持たないと何が消えますか
詰め方の悩みです。台を持つ場合は、同じ20台で載る仕事が60件から258件まで変わりました。
何が残りますか
置き換えの分け方です。一斉なら失敗が2880件、1台ずつなら288件でした。
立ち上げの待ちは起きますか
呼ばれる頻度によります。0.2件/秒なら0.0%、0.005件/秒では26.5%でした。

まとめ

  • 台の持ち方を選べる
  • 持たなければ詰め方が消える
  • 置き換えの分け方は残る
  • 立ち上げは頻度で決まる

今日から始められること

  1. いまの台の持ち方を確かめる
  2. 空いたままの容量を測る
  3. 置き換えを何組に分けるか決める
  4. 呼ばれる頻度を測る

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