台を自分で持つ場合、同じ20台に載る仕事は詰め方だけで60件から258件まで変わりました。
台を持たなければ、この悩みは消えます。ただし置き換えの分け方は残り、一斉なら失敗が2880件でした。
同じ入れ物を、自分の台で動かすことも、台を持たずに動かすこともできます。
ECS / Fargateでは、入れ物を動かす土台を選べます。公式はFargateは、常駐する台を持たず、使った分だけ支払う計算の仕組みであると述べています。
何が要らなくなるかも明記されています。Fargateでは、台を管理したり、容量の計画を立てたり、安全のために入れ物の作業を隔離したりする必要がないという記述です。
公式は構成を3つの層で説明しています。入れ物が動く土台、動かす応用を配って管理する役、それらに触るための道具です。
選ぶのは1番目だけです。2番目と3番目は、どちらを選んでも同じになります。
3番目と4番目が残ります。台の持ち方を変えても消えない部分です。次の節から順に数えます。
Fargate is a serverless, pay-as-you-go compute engine.原文AWS ドキュメント「What is Amazon Elastic Container Service?」 この内容の有効期限2027-02-18
容量の計画が要らないという利点は、この差がなくなることを意味します。
ECS / Fargateで台を持たない形を選ぶと、容量の計画が要りません。公式も台を管理したり、容量の計画を立てたりする必要がないと述べています。
「容量の計画」が実際に何を含むのかを、台を持つ場合で数えました。
1台の容量 80・20台。仕事 600件の要求の合計は 8474 全部を隙間なく詰められたとしても 106台ぶんになる 詰め方 載った仕事 載らなかった 使えた容量 空いたまま 来た順に詰める 127件 473件 99.2% 13 大きい順に詰める 60件 540件 99.9% 1 小さい順に詰める 258件 342件 97.3% 44
同じ20台で、載る仕事が60件から258件まで変わります。4.3倍です。
「使えた容量」の列は逆を向きます。大きい順が99.9%で最も高い値です。
台を持たない形では、この表そのものが要りません。仕事ごとに必要な分だけ用意されるためです。
代わりに、1件あたりの単価が高くなります。空きが出ない分を、単価として払う形です。
だから判断は、空いたままの容量がどれだけあるかで決まります。この計測の小さい順なら44、大きい順なら1でした。
同じ表を、割り当ての側から読んだのがAKSの記事です。台を持つ場合の判断材料になります。
台を持たない形では、この差そのものが消える。
With Fargate you don't need to manage servers, handle capacity planning, or isolate container workloads for security.原文AWS ドキュメント「What is Amazon Elastic Container Service?」 この内容の有効期限2027-02-18
配る役は同じです。一度に何台を入れ替えるかは、どちらの形でも自分で決めます。
ECS / Fargateは、入れ物を配って管理する仕組みです。公式はAmazon ECSは、入れ物に収めた応用を簡単に配り、管理し、規模を広げられるようにする、完全に管理された入れ物の統率のサービスであると定めています。
「配る」部分は、台の持ち方によりません。一度に何台を入れ替えるかは、どちらでも決めることになります。
台数 20台・1秒あたり 400件の要求。1台の入れ替えに 30秒 新しい版に当たった要求の 8%が失敗する。気づいて止めるまで 90秒かかる やり方 組の数 全部終わるまで 失敗した要求 最初の1組で失敗した要求 一斉に入れ替える 1組 30秒 2,880件 960件 4台ずつ入れ替える 5組 150秒 1,152件 192件 1台ずつ入れ替える 20組 600秒 288件 48件
一斉なら2880件、1台ずつなら288件です。10分の1になります。
その代わり、全部終わるまでが30秒から600秒へ延びます。
もう1つ残るのが、立ち上げの待ちです。呼ばれる頻度で当たる割合が決まります。
6時間ぶん。300秒来なければ片付けられ、次は立ち上げからになる 立ち上げ 0.001件/秒 0.005件/秒 0.02件/秒 0.2件/秒 (待たされた要求の割合) 50ms 71.4% 26.5% 0.7% 0.0% 300ms 71.4% 26.5% 0.7% 0.0% 1500ms 71.4% 26.5% 0.7% 0.0% 5000ms 71.4% 26.5% 0.7% 0.0%
0.2件/秒なら0.0%です。0.005件/秒では26.5%になります。
行がすべて同じ値なのが要点です。立ち上げの長さは、当たる割合を変えません。決めているのは頻度だけです。
最小の数を1以上に保てば、この表の左側に落ちなくなります。その代わり、使っていない時間も費用が立ちます。
仕事ごとの要求の大きさ、失敗する割合、気づくまでの時間はいずれも置いた値です。実際の構成では、要求の大きさに偏りがあり、置き換えの失敗も版の中身によります。立ち上げの計測も、要求の来る時刻を一定の割合で引いたもので、実際には時間帯の波があります。ここで見せているのは、台の持ち方を変えても置き換えと立ち上げの判断は残るという関係です。
Amazon Elastic Container Service (Amazon ECS) is a fully managed container orchestration service that helps you easily deploy, manage, and scale containerized applications.原文AWS ドキュメント「What is Amazon Elastic Container Service?」 この内容の有効期限2027-02-18
同じ課題を持つ会社にとって、動いている設定は「作る時間」を買えるということです。ServiceDockは自作のワークフローやテンプレートを出品できるマーケットプレイスです。手数料や出品の流れは出品者向けページにまとまっています。
出品の仕組みを見る