容量80の台を20台用意し、600件の仕事を詰めました。大きい順なら60件しか載りません。
小さい順なら258件です。同じ台数で4.3倍の差になります。
費用が立つのは台の側です。同じ台数にどれだけ載るかが、そのまま費用の差になります。
AKSで費用が立つ先は明確です。公式はAzureが健全性の監視や保守といった重要な運用を引き受け、あなたはアプリケーションを動かすAKSの台にのみ支払うと述べています。
台の数が費用なら、同じ台数にどれだけ載るかが効きます。詰め方を変えて数えました。
容量80の台を20台、仕事600件です。要求の合計は8474で、隙間なく詰められても106台ぶんあります。
1台の容量 80・20台。仕事 600件の要求の合計は 8474 全部を隙間なく詰められたとしても 106台ぶんになる 詰め方 載った仕事 載らなかった 使えた容量 空いたまま 来た順に詰める 127件 473件 99.2% 13 大きい順に詰める 60件 540件 99.9% 1 小さい順に詰める 258件 342件 97.3% 44
小さい順なら258件、大きい順なら60件です。同じ20台で4.3倍の差になります。
ところが「使えた容量」の列は逆を向いています。大きい順が99.9%で最も高いのです。
大きい仕事だけを詰めれば、隙間はほとんど出ません。1つの仕事が容量の多くを占めるからです。
しかし載った件数は60件です。使えた容量が高いことと、多くを載せられることは別になります。
どちらを見るかは目的で決まります。件数を増やしたいのか、大きい仕事を通したいのかです。
使えた容量が高い詰め方が、載る件数では最少になる。
Azure takes care of critical operations like health monitoring and maintenance, and you only pay for the AKS nodes that run your applications.原文Microsoft Learn「What is Azure Kubernetes Service (AKS)?」 この内容の有効期限2027-02-18
制御の面が置き換えを進めます。何組に分けるかは、こちらが決める設定です。
AKSでは、置き換えを進めるのは制御の面です。公式はAzureのplatformが制御の面を管理し、それがKubernetesの対象物と、アプリを動かすために配った作業用の台を受け持つと説明しています。
任せられるのは進め方の実行です。何組に分けるかは、こちらが決めます。その差を数えました。
台数 20台・1秒あたり 400件の要求。1台の入れ替えに 30秒 新しい版に当たった要求の 8%が失敗する。気づいて止めるまで 90秒かかる やり方 組の数 全部終わるまで 失敗した要求 最初の1組で失敗した要求 一斉に入れ替える 1組 30秒 2,880件 960件 4台ずつ入れ替える 5組 150秒 1,152件 192件 1台ずつ入れ替える 20組 600秒 288件 48件
一斉なら2880件、1台ずつなら288件です。10分の1になります。
その代わり、全部終わるまでが30秒から600秒に延びます。
前の節と合わせると、台に余裕があるかどうかが組の数を左右します。
隙間なく詰まっていると、新しい版を先に立ち上げる余地がありません。止めてから立てる形になり、その間だけ台数が減ります。
小さい順で詰めた場合の「空いたまま44」は、この余地にあたります。使えた容量97.3%は、置き換えのための余白でもあります。
置き換えの進め方そのものはArgoCDの記事でも数えました。分けることの効き目は同じ形で現れます。
The Azure platform manages the AKS control plane, which is responsible for the Kubernetes objects and worker nodes that you deploy to run your applications.原文Microsoft Learn「What is Azure Kubernetes Service (AKS)?」 この内容の有効期限2027-02-18
始めるための費用は台の分だけです。その代わり、制御の面の設定には制約が残ります。
AKSを始めるとき、制御の面は自動で用意されます。公式はAKSのまとまりを作ると、Azureが制御の面をあなたのために無償で作り、設定すると述べています。
つまり最初に必要なのは台の分だけです。前の節の20台がその対象になります。
公式は2つの形を示しています。台の管理まで任せる形と、自分で台の組を作って管理する形です。
4番目が分かれ目になります。網の構成を細かく決める必要があるなら、任せきれません。
始める前に決めるのは、1台あたりの容量と台数です。ここが費用と、前の節の詰め方の両方を決めます。
台を大きくすると隙間は減りますが、1台が使えなくなったときの影響が大きくなります。小さくすると逆です。
仕事ごとの要求の大きさは式で作った分布で、実際の構成の値ではありません。分布が変われば、詰め方ごとの差も変わります。置き換えの計算も、新しい版になった台数の割合に比例して失敗が起きるという単純な形にしました。ここで見せているのは、使えた容量の割合と載る件数が逆を向くこと、置き換えを分けると届く失敗が減ることの2つです。
When you create an AKS cluster, Azure automatically creates and configures a control plane for you at no cost.原文Microsoft Learn「What is Azure Kubernetes Service (AKS)?」 この内容の有効期限2027-02-18
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